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2019年。最下位に沈んだ理由〈7〉犠打成功率

どうもお久しぶりです。

本日は新外国人の発表もありましたがまずは今年の振り返りから。

今回のテーマは【犠打】


そもそも犠打については色んな見解がありますが…2019年のヤクルトの

犠打成功率等を見ていきましょう。


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えーまず。

他球団の犠打数と犠打成功率から。


球団名 犠打数 犠打成功率

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巨人【84個】82.35%

DeNA【81個】77.88%

阪神【104個】80.62%

広島【111個】82.22%

中日【84個】82.44%


西武【78個】85.71%

SB【100個】88.50%

楽天【98個】83.76%

ロッテ【92個】84.40%

日ハム【78個】81.25%

オリ【101個】88.60%

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とまあ上を見ると。

セ・リーグの方が犠打は多いが

犠打成功率はパ・リーグの方が高い

これに関しては投手が打席に立つセ・リーグが多い&どうしても投手は打者に比べるとバントが上手くないので成功率はパ・リーグ…と。

予想通りの数字が出ています。


この中で唯一

犠打成功率が80%を切っているのはDeNA…と言っても77.8%。

四捨五入したら80%レベルではありますね────。


では。ここからが本題です。

ヤクルトファンの皆さんは2019年のヤクルトスワローズはどれくらいの犠打成功率だと思います?

流石に75%前後だろ…と思ってませんか?…実際は。。


69.42%】!!


いや、こんな事ある?って

レベルの成功率ですよこれは。

しかも8月前半ぐらいまでは成功率57%ぐらいだったんすよ…(ガチ)

犠打数自体は84回(84/121)と他球団と変わらないくらいしてるので単純に失敗数が多いんですよね。


ただそんな中でも

1つ仕方ない理由はあります…それは

パ・リーグ出身の投手

(高梨・山田・寺原)等はやはり中々決められなかったって点(3人で2/8)


ただこれ以外はね…言い訳の余地が無いかなと。

各選手の犠打試行回数はこちら。

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青木(1-1)雄平(1-1)中村(15-13)

村上(1-0)山崎(9-6)太田(9-8)

上田(5-3)西浦(3-2)松本(4-3)

廣岡(10-5)大引(4-4)古賀(2-1)

井野(1-1)奥村(13-10)吉田(2-1)

宮本(1-1)渡邉(1-1)藤井(1-1) 

坂口(1-1) 


原(3-2)石川(7-6)高橋(3-2)

小川(5-2)ブキャナン(6-3)高梨(3-1)

山田(4-1)寺原(1-0)田川(2-1)

ハフ(1-1)風張(1-1)梅野(1-1)

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10回以上しているのは

中村・奥村・廣岡。

奥村がギリギリのライン。廣岡はまあ…アレでおかしくなったのかなぁ。

そして何気に上田や山崎の成功率は気になりますね。してなんぼって選手たちですから。

ただまあこう見ると…石川は上手いですよ本当に…。。


とまあ犠打数を振り返りましたが。

ぶっちゃけチーム単位で70%も成功出来ないんじゃダメですよね。

3割以上ただ単純にアウトをあげてる訳ですから。

そういう野球をするならやっぱり全員でレベルアップしないとダメです


少なくとも投手はする機会は多いですし、特に足のある選手達は最低限…

流石に100%とは言いませんが80%以上は決めて欲しいです。

元々犠打はアウトを1つ上げる代わりに高確率でチャンスを拡大させる作戦なので。その確率が7割ではね。

併殺恐れず打たせた方がいいじゃんってなりますから。

細かいプレーではありますがこの成功率も今シーズン沈んだ一つの要因だったかなと。


と。本日はここまで。

それではまた来週!!!