雄平よ大志を抱け!

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【2021】ドラフト会議を振り返る。

どうもこんばんは。
本日行われたドラフト会議。
今年も…振り返っていきましょう。

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【ドラフト1位】
『山下 輝』投手(22)
法政大 左・左(188cm.100kg)

隅田(西日本工大)を外した後に
指名して競合ハズレ1位で山下を獲得。
タイプとしては150キロを超える力のあるストレートを投げ込む
パワーピッチャーのサウスポー。

大学1年時代にトミージョン手術をしたんですが…そこから無事に復活。
高校時代は制球に苦しむケースもあったものの、大学に入ってからは
ある程度狙ったコースに投げ込めるようになってるんですよね。
キレのあるスライダーも持ってますし
フォームに関しても特にクセはない。
若干、テイクバックが小さいくらいで
全体的にまとまった左腕って感じですね。
チームとしては即戦力で先発ローテに食い込んで来てくれれば…って感じですかね。

【ドラフト2位】
『丸山 和郁』外野手(22)
明治大 左・左(174cm.78kg)

小柄な俊足堅守タイプの外野手。
盗塁技術や守備面でのポジショニングなんかも良い選手ですね。
全体的にセンスで野球をやっているタイプに見えました。

中学時代は捕手・遊撃手をやっており
高校時代は投手としてMAX144キロ。
まあ、この時点で身体能力の高さは見受けられますよね。
とにかくセンターラインを任せられるくらいの身体能力と野球センス。
直ぐに代走・守備固めとしては一軍で使えるレベルにはありますね。
左の外野手ってのは補強ポイントの1つでしたしスカウトとしては狙い通りって感じですかね。

【ドラフト3位】
『柴田 大地』投手(23)
日本通運 右・右(180cm.93kg)

最速156キロを投げる右腕。
コントロールには課題が残りますが
ストレートの力とスプリットのコンビネーションは抜群な投手です。

この柴田も大学4年の時にトミージョン手術をしているのもあって
実績的には少ないんですけど
社会人ながらロマンのある素材系の1面も見せる投手ですね。
首脳陣としてはリリーフとして考えているらしいですが
パワーあるストレートと落差ある140キロ台のスプリットがある程度制球出来るようになれば。
十分一軍でも活躍出来ると思います。
問題は本当にコントロール
フォームも担ぎ上げタイプなので荒れるのかなと。

【ドラフト4位】
『小森 航大朗』内野手(18)
宇部工業高 右・右(172cm.83kg)

小柄ではありますがパワーもあり
肩の強さや足の速さも見るとフィジカル面が強いショートって感じですね。

1年・3年の時共に夏大で11打数10安打という固め打ちを記録している選手なんですよね。
野球をやる姿勢を見ても野球が好きでチームを引っ張る姿は見られますし
気持ちが乗ってる時は固め打ちってのも見られるのかなと。
完全に素材系としての指名ですから
2.3年はしっかり下で鍛えていきたいですね。

【ドラフト5位】
『竹山 日向』投手(17)
享栄高 右・右(182cm.85kg)

MAX151キロ右腕。
変化球も多彩で身長もある素材系投手

投球を見ていて1番思ったのはフォームが柔らかいですよね。
脱力のフォームで150キロを超えているのは素晴らしいです。
投球の割合的には割と変化球が多めで本人もストレートピッチャーとは思っていないような感じですね。
低めにボールを集める意識を強く感じますが
もう少し下半身を使えるようになるとコントロールも安定するのかなと。

『岩田 幸宏』外野手(24)
信濃グランセ 左・左(178cm.77kg)

独立リーグで2年連続.350を記録したヒットメーカー。
盗塁も上手い外野手です。

50メートル5秒7。
左打者で一塁到達も速いですし盗塁やバントも上手い。
どっちの方向にもヒットを打てるタイプの選手ですが
スイングを見ている感じだと長打力ってのは難しいかなって感じですね。
バットを抱えたフォームでインパクトまでの距離があるのがネックかな。
フォーム矯正も入るかもしれませんね


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これにて。ドラフト振り返りは終了。
今年はシーズン途中での
ドラフトだったので何となく不思議な雰囲気ですが
まあ無事。補強ポイントはある程度カバー出来たのかなと。

左投手・右打ち内野手・左打ち外野手。
ここら辺が欲しかったのでね。
一先ず。ドラフトは悪くなかったかなと。

補強って意味では後はね……。
FAだったり戦力外からの補強なり…
オフもしっかり補強して欲しいですね。
ドラフトである程度賄えたしええか……ってなるのは違いますからね。

それでは。お疲れ様でした!