オープン戦も残りわずか。
公式戦まで10日を切りましたからね。
もう、完全に本気ムードですが。
そんな中で結果を残している
若手野手が
長岡・内山・濱田・赤羽の4選手。
開幕スタメンを取るのでは……?
って選手さえいますからね。
その4選手を少し掘り下げてお話します。
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まずは……長岡。
オープン戦が始まった頃はあまり成績が付いてきていませんでしたが
打撃フォームが去年に比べて明らかに良くなっていたので
必ず。ある程度は打てるようになるとは思っていたので
この成績は不思議では無いですね。
足は平均より速く
守備に関してはまだ確実性は無いですがポジション範囲+肩の力は抜群。
長岡の課題は…打撃でしたから。
その打撃が今年はかなり改善されているんですよね。
元々ミート力はありましたが
去年は力負けしたスイングが多かった中。
今年はケース×コース×相手投手×カウントに合わせて強く振れているんですよね。
これはセンスと試合をしっかり見ている証拠。
凡退しても引っ張って進塁打。
犠牲フライでも良いケースは角度を付けるために逆方向へ。
低めの緩い球は引っ張って。
アウトコースは三遊間へ持っていく。
いやーー。野球脳と技術が素晴らしいです。
個人的には開幕スタメンショートは長岡を使って欲しいですね。
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2人目は内山。
去年。下でしっかり結果を残して
2年目で一軍キャンプ帯同となりましたが
ここまでは素晴らしいアピールを続けています。
小柄なんですけどバットの使い方。
ボールの飛ばし方が上手いので思った以上に打球が伸びるんですよね。
スイングが教科書通り…というか。
あまりにも綺麗なので崩される感じもなく。
インコースを突かれても思い切り引っ張れる力があるので
苦手なコースってのは無いのかなと。
打撃に関しては文句無し。
右の代打&第3捕手として一軍に置いておく可能性は高いでしょう。
昼は下でマスクを被って夜は上で代打
そんな親子ゲームも増えるかもしれません。
と。言うのも。
内山の課題はやはり守備。
どうしてもまだ経験が少ないのでね
とにかくマスクを被って覚えるしかない。
石川や小川といった自分でリード出来る投手と組ませて一軍のマスクの感覚を覚えるってのも良いですけどね。
それこそ中村の休養日とかに。
たーだ。中村がね……。
腰を痛めてしまい…開幕は微妙。
中村の状態次第ではありますが場合によっては……
開幕マスクも…あるかもしれませんよ
奥川の事ならよく分かってるでしょうしね。
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3人目は濱田。
去年のオープン戦でも打ちまくって
レギュラー奪取なるか!って所で
上半身のコンディション不良で去年は
一軍出場もなく終わりました。
それでもしっかりフォームを固めてきて今年。またオープン戦で結果を残しています。
かなりバットを立てて逆方向への意識が強いので
インコース捌けるのかな…と思いましたが
今日の試合のレフトへのヒットなんかを見たら……大丈夫なのかなと。
今年は青木が休みの日にスタメン出場ってのもあるかもしれません……が
濱田の課題も守備なんですよね。
上半身の怪我の影響もあるのか
かなり肩の力が落ちた気がします。
打球判断もまだ怪しいですし今の守備力では守れてレフト。
場合によってはファーストの練習をした方がいい気もしますね。
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最後は赤羽。
育成2年目の選手ですけど
去年も下でしっかり結果を残して
今年は一軍キャンプ帯同。
走塁・守備を買われている選手ですが
今年の打撃を見るとバッティングもいけるなって思いますよね。
赤羽も逆方向に上手く追っつけて打つ選手なんですけど
インコースに甘く入ってきたら体をクルっと回転させて強く引っ張れる。
育成選手とは思えないくらい
走攻守まとまった選手だと思います。
守備は長岡同様にまだ荒いですけど
複数ポジションを守れますし
今季中の支配下登録も秒読みかなと。
一軍のバックアップ要因としてすぐにでも使えると思いますよ。
今のヤクルトは右の代打層が薄いですしね。
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と。4選手を振り返りましたが
4選手全てに言える事は
【逆方向に打てる】所ですね。
守備はまだまだ荒いですけど
4人とも上で打てる打力はあります。
特に長岡はね。開幕スタメンもあると思いますよ。
それでは。
残りのオープン戦も。
この4選手を中心にじっくり見てみてください!!